進路ってどうやって決めればいいんでしょう
織田信長mk-2さん 2001.8.18.
 進路ってどうやって決めていくものなのでしょうか。
 自分は何か作ったり表現したりすることが好きで小学校の頃から図工とかは頑張って凄い物をつくろうとか思って作って、結果とんでもない良いものができたり、絵も金賞とか結構もらったり、クラスの朗読の大会みたいのでは声色を工夫して読んで凄い好評だったり、なんか劇にも結構出てみたり・・・
 どれも面白くて、何処に行って何を勉強すれば良いのかわからないんです。アニメとかゲームとか音楽とかもやってみたいなって思ってるんですけど、夏の間にあちこち行こうと思ってた学校見学も結局あまり行かなかったりとか、高校がいろいろあって2回も変わってしまったので上の学校行くなら自分で稼いだお金で行こうと思いつつどうしてもバイトを始めるまで1歩が踏み出せなかったり・・・
 どうすれば良いんでしょうか 折角だから自分に向いてる仕事がしたいんですが。
 結局地に足がついてない奴が甘えてるだけなんでしょうか。
MIC 2001.8.20.
 織田信長mk-2さん、書き込みありがとうございます。

 進路でお悩みとのことですが、いろんなことに興味があってひとつに絞れないというのは、ある意味とても幸せなことかもしれません。
 むしろ、何に対しても興味が持てない人が、世の中にはいかに多いことか。
 選択肢がいろいろあることで悩むのは、贅沢な悩みと言えるでしょうね。
 しかし、贅沢であっても悩みは悩み。
 その中からひとつを選ぶということは、つまり他の諸々を捨てるということで、それは今の気持ちでは忍びない、というのもよくわかります。

 私がご両親の立場であれば心配かもしれませんが、他人ということでお気楽に考えれば……(^_^;;
 そんなに急いで、自分の方向を限定しなくてもよいのではないかな、ということです。
 平均寿命も長くなっていることですし、時間をかけて、本当にやりたいことを見つけてゆくというのもアリなのではないでしょうか。
 もちろん、そういう模索が許されるだけの経済的・心理的余裕があればの話ですけどね。
 以前と違って、企業の終身雇用制度が崩れてきており、転職も容易になっています。
 いろいろな仕事を試してみるというのも、昔ほど、地に足がつかないヤツだと白い眼で見られる状態ではなくなっていますので、今やってみたいと思っていることを片っ端からやってみるということも可能でしょう。


 そのうちに、「この分野ではとても一流にはなれない」「これは趣味にとどめておいた方が良さそうだ」というようなことはいやでもわかってくるものです。
 そうして残ったものがホンモノなのです。
 でも、もしそこでなんにも残らなかったらどうするか?
 不安なのはそこですよね。
 あとは、その時いちばん好きなことに死に物狂いでしがみつくしかありません。
 当然苦労はありますが、好きなことであれば堪えられるものです。

 ただし、ひとつだけ条件があります。
 「いつかはひとつのことに絞るぞ」という意志を持ち続けること。
 他のすべてを捨てても、打ち込むべきことを見つけるという覚悟だけは忘れないでください。
 それがなければ、それこそ小器用なだけの、実はなんにもできない飽きっぽいヤツで終わってしまうに違いありません。
 目的意識さえ失わなければ、そのうちなんとかなるものですよ。
 進路に悩むのは若い頃の特権ですから、ひとつ本気で悩んでみましょう♪
織田信長mk-2さん 2001.8.21.
 そういえば掲示板であって相談室ではないですね これは失礼しました。
 やはりあせらないで目的意識をしっかりもちつついろいろなことに挑戦してみて絞っていくというのが良さそうですね。
 ではとにかくこの1歩踏み出せない性格と格闘しつつだんだんいろいろ挑戦していけるようになっていこうと思います。
 なんだか相談に乗って頂いてしまってありがとうございました。

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