想い出とは、過去の物だから美しい
玄人仕様さん 1998.11.2.
 土曜日に高校の時の友達の結婚パーティーに行ってきました。
 その日は、午前に別の友人の結婚披露宴があり、1時間以上遅刻していきました。
 パーティー会場についたら...友達の大学&会社の人がメインで、おいらの知りあいは、参加者28人中、新郎&新婦と幹事さん以外に2人。
 しかも、その2人のうち一人は...高校時代の元彼女(苦笑)。
 まあ、僕とその元彼女のおかげで、今の新郎新婦があるんですけどね
(新郎は僕の友達、新婦は元彼女の友達で、僕&元彼女が媒介したのが付き合いのきっかけなのです)。
 んで、その彼女とのコトは昔のコトですし、久々の人に会うというのは楽しみなコトなので、昔話に花を咲かせるとまではいかなくても、爽やかに挨拶くらいは...と思ったのですが...。
 なんというか、向こうはどう思ってたのかわからないけど、妙に冷たくもあっさりした対応されてしまいました。
 しょせん、昔の彼女なんてこんなもんですな。なんというか、悲しくも美しかった想い出がただの悲しい想い出になりさがったようで、えらく寂しく思いました。
 しかも、気をまぎらわそうにも、話相手は誰もいないような状況。
 僕も元彼女も二次会に参加したものの、目も合わせないような状況でした。
「あの頃はいろいろあったけど、今となってはいい想い出だね」なんて、語り合えるかな〜...などと、夢を見ていた自分が馬鹿であったのだろうか...。

 この出来事のせいで今週はやる気0です。適当に過すことにします。
 ちなみに、大学も早速今日サボりました(笑)。

 このやりきれない想いをここに記しておくことにしましょう。
 でわでわ〜♪
MIC 1998.11.2.
 元彼女、とは言わないまでも、好きだった人とそういう場で会うと、どう対応してよいかわからないことがありますね。

 私も、結婚式で、苦い想い出があります。
 MIDIファイル「ハーレクィンの小径」の原曲となったピアノ曲を贈った相手。
 彼女に相手が居るのはわかっていたけれど、それでも一縷の望みをかけてアタックをかけようとしていた。
 ところが、彼女の親友で、私の関わっていた合唱団のメンバーだった人が、ハガキを寄越して、
 ──彼女が困っているから、諦めて下さい──と言ってきたのです。
 それで引き下がった私もふがいなかったけど……
 それから2年ほど経って、その合唱団の人が結婚することになり、披露宴に招かれました。
 そしたら、あろうことか、座席が、あの彼女の真ん前ではありませんか。
 なんでこんな配席にしたんだ!
 彼女はもう苗字も変わって、
 ──MICさんお久しぶり──と、屈託なく言いましたが、私の方はもう惑乱してしまって、せっかくのご馳走も全然のどを通りませんでした。
 いつまでもこだわっている自分が情けなくもあり……
 全く、さんざんな結婚式でした。
 玄人仕様さんの元彼女も、どういう顔をしてよいのかわからなかったのかもしれませんね。

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