恋とはこれいかに
TERLIZER RITYUSさん 1998,11,4.
 恋とは何ぞや?

 @決して求めないもの
 Aなくてはならないもの
 B人間の欲望が渦巻く汚らわしいもの
 Cあればあったでいいがべつになくてもこまらないもの

 さぁて。「恋とは何ぞや」という命題に対して明確な答えを出した人は、いままで誰一人としていないようで…
 そして、その答えを求めて彷徨していたひとは、たいがい恋愛において
だめになっていった,という話も…

 さて、こはいかに。

 いつまでも過去の恋にこだわるつもりもないが、どうしても忘れられない恋もある。
 今でも、どうしても忘却のかなたに葬り去る事ができず、悶々と。

 これをその本人が読んでないことを祈る。
 本当に好きだからこそ、あきらめて遠くから幸せを祈るのも恋。

 なんてね。
 わたしが誰だかすぐにわかってしまいますね…

 退却!!
MIC 1998.11.5.
 古来、いろんな賢人たちが、いろんな恋の定義を下していますが、その中には納得できるものもあり、首肯できないものもあり。
 ある程度、自分の体験の中からしか定義づけられないものなのかも知れません。
 私の見るところ、恋は「陥るもの」。
 不意に訪れるものであって、本人の意志や努力でどうかなるものではない気がします。
 はじめて遭った相手に、いきなり恋してしまうこともあれば、
 いつも近くにいた相手が、急に違って見えてくることもある。
 いずれも、徐々に、ということはあまりなくて、ある時突然陥っている。
 ただ、それを持続させるかどうか、成就させるかどうかは、意志と努力が関わってくるのかもしれません。
 恋はいきなりのもの。しかし恋愛は継続的なもの。愛はもっと……

 もうひとつ、恋は、その瞬間においては排他的だとも思います。
 複数の相手を愛することはできるけれど、複数の相手に恋することはできないのではないでしょうか。
 つまり、古い恋を忘れるためには、新しい恋をするのがいちばんということになります。
 健闘を祈ります。

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