1999年11月16日(火)
恵比寿ミニオフ・ネパール料理「クンビラ」

 札幌のあっくんが研修及び会議のために上京しているので、わずかな時間ながらお会いすることにしました。せっかくだから私だけではなくて、他の皆さんも誘ってみようと思い、しばらく前から「お客様の声」で参加者を募集していましたが、最近金沢から東京に移ってきただーこちゃん、それにひびきさんが名乗りを上げました。
 さらに当日の昼間になってから、Prospecせんせが

「なんとか行けそうだから……」

と電話してきたものの、だーこちゃんは仕事が抜けられそうにないというので断念。
 そもそもあっくん自身、当日の会議がちゃんと終わって出てこられるかどうか、その時にならないとわからないという、すこぶる危なかしい状態だったのでした。参加者の読めない企画というのはなかなかハラハラいたします。
 18時近くなってあっくんから電話が入り、なんとか抜けられそうなのでこれから出るとのこと。これから出ると言っても、あっくんの宿舎は小田急線の伊勢原からさらにクルマに乗って行くようなところで、都心に出て来るには大変に時間がかかります。それで、20時という遅い時刻に待ち合わせることにしてありました。
 私は一応ホストなので、少し早めに行かなければならないと思い、19時前に出かけましたが、いささか早すぎました。待ち合わせ場所は恵比寿駅。埼京線の恵比寿行きにうまいこと乗れれば、驚くほど短時間で着けるのです。
 改札口の外で待っているとみんなに伝えていましたが、このところ急に冷え込みが厳しくなって、改札外は吹きさらしということもあって寒いので、近くのドトールでコーヒーを飲んで時間を潰しました。

 15分くらい前になって、待ち合わせ場所へ行って立っていると、意外にもだーこちゃんがひょこひょこと歩いてきました。まったく手ぶらで、なんにも持っていません。

「おや、抜けられたんですね」
「ちょっとだけです。30分もしたら会社に戻らないと……今夜は泊まりになりそうだし」
「そいつは大変だ」

 だーこちゃんの会社は六本木にあって、それなら日比谷線で出やすいということで恵比寿にしたのでしたが、ともかく顔を出せてよかったと思います。
 少々言葉を交わして、だーこちゃんが煙草を吸いに向こうへ行ってしまったあとへ、せんせが出現。一昨年の暮れに私の家で開いたオフ会の時以来で、髪型が変わっていたので、最初よくわかりませんでした。せんせだーこちゃんは先日、じゅんさんの主宰オフで顔を合わせたことがあるそうです。
 やがて主賓(?)のあっくんがやって来ました。はじめてお会いしましたが、ネット上のイメージとそれほど大差ありませんでした。
 最後にひびきさんが登場。今回の紅一点ですが、残念ながら最初から彼氏の存在をみずからアピールしておられます。

 人数が揃ったので、駅の近くのネパール料理店へ行きました。何度か見かけて、一度行ってみたいと思っていたのがひとつ。そんなところを選んだもうひとつの理由は、海産物となるとあっくんの地元である札幌の方がよっぽど味がよくて安いので、居酒屋系でない方がよいと思ったし、イタリアン系は札幌にもたくさんありますので、ここは珍しいであろうエスニック系にお連れしようと考えたのでした。
 ネパール料理なるものは私も食べたことがないのですが、基本的にはインドと似ているようでした。が、中国風の春巻(スプリング・ロールとか言ってたぞ)や小籠包のようなものもあり、ただそれを結構辛いタレにつけて食べるというのが独特らしい。豆腐にほうれん草を裏ごししたソースをたっぷりかけた料理なんてのも出ました。
 だーこちゃんは会社へ戻るので、匂いのつきそうな食べ物は敬遠したがっていましたが、敬遠するまでもなく、最初のお通しのようなのと飲み物が出てきたくらいのところで帰ってしまいました。新しい職場に移って間もないので、そうそう勝手が利かないのもやむを得ないでしょう。

 あれこれとたわいもない話題で盛り上がりましたが、せんせしゃべり出すととどまりがつかないタイプで、見ているとあっくんはひたすら聞き役に廻っていました。ひびきさんは時々ポロッと面白いことを口走るタイプです。
 サイトの常連さんがたということもあって、それなりに共通の話題やネット友達なども多く、あっという間に時間が過ぎました。あっくんは何しろ伊勢原まで帰らなければなりませんから、そうそう長居もできません。22時半くらいにお開きとしました。
 ちょっとあわただしい感じだったのは否定できませんが、あっくんは今後ちょくちょく上京する機会もありそうだということだったので、またゆっくり機会を持ちたいものだと思います。

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