MIC's Convenience
第3回オフ会報告(その4)
最後の最後でいろいろと話をして、ひと通り料理も出て、気がつくともう夜の9時になっていました。かれこれ3時間ほど「MANTRA」で過ごしたわけですが、なんだかあっという間だったように思えます。楽しい時というのは過ぎ去るのが早いようで。 初対面のかたがたも、話がはずんでいたようで、何よりでした。まあ考えてみれば、オフ会に集まる人々というのは、専門や趣味がまるで異なっていたとしても、少なくともひとつだけは共通の関心事──ネット乃至パソコン──があるわけです。それに、一応私のサイトのオフ会であるからには、音楽にまるで興味のない人というのは集まらないでしょう。そのわりには音楽の話は全然出ませんでしたが(^_^;; 私は音楽を仕事にしているため、むしろ基本的にはこういう場で、音楽の話を自分からは振らないようにしています。前に名古屋の方でネット仲間の人たちと会った時など、参会者のひとりは音楽についてディープな語らいをしたがっていたらしいのですが、私はあえて外して、アニメの話ばかり振っていたものでした。 趣味についてはいくらでもディープに語れますが、自分の専門についてディープに語るというのは、どうもこういう席では憚られるものがあります。そういうことはもっと少人数の時にやることにしたいと思っております。 というわけで、さまざまなジャンルの話題があちこちで花開いていた今回のオフ会は、大成功であったと言ってよいでしょう。席の移動のしづらい場所で、配置が横に延びていますので、当然いくつかの話題の中心が生まれていましたが、ほどよい間隔で話題の参加者が入れ替わったり、遠い席の人の言葉に耳を傾ける瞬間があったりして、すっかり分断されてしまうということもありませんでした。 会計はひとり4,000円ということで締め。ご案内ページには「3,000円くらい」などと書いてしまったので少々心苦しいものがあります。皆様失礼いたしました。 アメ横側に出ると、店はさすがに大体閉まっています。みんなでだらだらと上野駅に向かいました。 お店で少しうとうとしていただーこちゃんが急にしゃきしゃきし始めて、 「二次会はどうするんですか〜」 と言いました。行ってもいいけれど、帰る人も居るので、とりあえずみんなで上野駅まで行ってから考えようと思いました。 モナリザ・もういらない子さんだけは、とってある宿が松坂屋の裏手とかで、上野駅まで行ってしまうと逆方向なので、その場でお別れ。ただ、みんなはそれに気づかなかったようで、上野駅近くまで行ってから 「あれっ、お別れを言えなかったですね」 と言い合っていました。 午後9時過ぎですと、いつもなら上野駅は通勤客でごった返しているのですが、休日のためひと気も少なく、閑散としています。 改札前までみんなで行って、帰る人をお見送りしようとしたのですが、ここでまた歓談がはじまってしまって、なかなか興が尽きません。新幹線の時間が決まっているゆーこさんだけは、やむを得ざる風情で名残惜しそうに去ってゆきましたが、あとの人は帰るだけならまだ充分時間があるので、お店で席が離れていた相手を中心に、いつまでも話をしています。 いっそのことみんなで場所を変えればよかったようなものなのですが、新たに別の店へ行くとなるとちょっと二の足を踏むというところだったようで。 だいたい30分くらいそこでたむろしていたようです。だんだん二次会へ行く時間そのものが心細くなってきたので、とりあえず解散ということになりました。 二次会に残ったのは、陶李さん、おらさん、だーこちゃん、ラビンヤヂアさんの4人です。 手近のカラオケルームに、2時間ということで入りました。たぶん2時間も居られないと思われます。 だーこちゃんが、すっかり眠気が醒めたのか、えらくハイになっていました。人が歌っているのに声を張り上げて唱和したり。 まあ私も人のことは言えないので、私はすぐ人の歌に合わせてハモりはじめてしまいます。ところが、私がハモろうとした音と、カラオケのコードが違っていたりするもので、時々破綻してみっともないことになるのでした。 おらさんは若いのに70年代頃の曲をよくご存じで、きれいに歌われます。ラビンヤヂアさんもなかなか芸達者で、味のある声と歌だったので感心しました。 陶李さんはあまり歌われませんでしたが、そもそもカラオケはそんなにお好きではなかったかもしれません。悪いことをしたかな。 だーこちゃんはだんだん悪のりして、「おっぱいがいっぱい」なる歌をがなり立てました。もともと「ひらけ! ポンキッキ」の中で歌われていた歌で、別にエッチな曲でもなんでもないのですが、だーこちゃんがバリトンで歌うと妙にイヤらしかったりして。 ただ私も悪のり気味だったようで、そのあとにつぼイノリオのおげれつソング「金太の大冒険」をだーこちゃんと一緒に声を張り上げて歌ってしまったのが、ちとまずかったようです。陶李さん、にこりともしないで坐っていて、歌が終わるや否や 「そろそろ終電が危ないから……」 と立ち上がり、そそくさと帰ってしまわれたのでした。うーむ、最後の最後で外したか。だーこちゃんもそのあとちょっとしょんぼりしていました。陶李さんゴメンナサイ。 そのあとはわりとしっとり系の歌を2曲ずつくらい歌って、それで解散ということにしました。 最後で落とした観はありますが、ともあれとても楽しい時間を過ごさせていただきました。参加者の皆様、本当にありがとうございます。今回は残念ながら参加できなかったお客様も、次回はぜひおいでください。 次回はいつになるの? という点ですが、とりあえずまた、地方在住のお客様が上京されるような時を狙いたいと思います。平日だとミニオフくらいしかできないと思いますが、フルオフもぜひ開催したいです。今回レクリエーションを企画するにあたって調べていて、 ──へえ、ここでもできるな。 と思った場所がいくつかありますので、第一部からの参加もお待ちしております。 |
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